富士商工会議所青年部

2011年02月24日

2月例会にてキャリア教育の集大成を発表しました

一昨日になるが富士YEG2月例会にて、小学校・中学校・高校・そして富士常葉大学にて行った、キャリア教育の集大成の発表を実施しました。

この事業を委員会として、一年間活動した目的は「キャリア教育ってどんなこと?」」という疑問に何か答えを出すことでした。

この例会を通して感じ取った答えは
20年後の富士市の繁栄を考えるために、富士市に愛着を持ち、富士市郷土愛を持つ子供たちに、働く喜びや、楽しさ、やりがいそして親への感謝を教える事。それがキャリア教育です。

今回の例会下記の内容でした。

1)日本のキャリア教育の最新情報を「マナビスタの宮崎先生から」講演

2)キャリア教育を勉強するために、活動した研修委員会の活動内容を発表

3)活動の中で知り合った多くの方々の中で、特に僕が熱い考えをお持ちの4名の方に登壇頂き、パネルディスカッションを実施
 富士市立岳陽中学校 児玉先生
  (http://www.city.fuji.shizuoka.jp/~j-gakuyou/
 富士市立高校開設準備室 眺野先生
  (http://www.fuji-ichiritsu.jp/innovation.html
 株式会社ダイワ・エム・ティ 和久田社長
   (http://www.daiwa-mt.com/profile/index.html
 まちの遊民社 篠原代表
   (http://www.machi-yumin.com/index.html
 宮崎先生(マナビスタ社長)

4)僕たちが伝えたいメッセージ映像の放映
です。

特にパネルディスカッションでは、
 ①立場の違う人たちが「寄ってたかって意見する車座の席」(協議会を作る)
 ②しっかりとしたコーディネーターをによりより良いを求める環境を作る(コーディネーターを作る)
このことに、意見が集中した様に感じます。

終わった後の懇親会でも、富士市におけるキャリア教育が更に前進することを期待して、いろんなご意見を頂けました。本当に参加頂きました多くの方々に感謝を致します。
本当にありがとうございました。

最後に、富士市に職業講話・職場体験のサポーターをたくさん集めることが必要です。
サポート企業を募集していますので、もし学校で子供たちに話をしたい、または自分の会社で職場体験をさせたいという企業や人がいらっしゃれば商工会議所青年部までご連絡ください。

今年一年間、平岡教育長をはじめ行政の方々、職場体験にご協力頂いた企業の方々、各学校の皆様、そして瀬戸商工会議所、富士商工会議所の方々。本当に収穫の多い一年を送ることができたことは、すべて皆様のご協力によるものです。委員会を代表してお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
                   富士商工会議所青年部   研修委員長 上柳正仁
  


Posted by 富士YEG at 12:00Comments(0)キャリア教育活動

2011年02月12日

これぞ富士市のキャリア教育 福泉産業×須津中×吉商本舗

富士市の調味料メーカー福泉産業さん、須津中学校、吉原商業の「吉商本舗」職場体験から端を発している産学連携が行われた。
今、富士YEGが進めようとしているキャリア教育において、大きな成功事例だと感じています。

きっかけは、福泉産業さんでの須津中学校職場体験。

5名の職場体験の際に、ポン酢を調合して自分たちの好きなポン酢を作った。
ここで作られたポン酢を吉商本舗が商品化。
新商品は「吉商本ぽん津(ず)☆」
だしと砂糖を多めにした甘味のある優しい味が特徴で、しゃぶしゃぶや鍋、ギョーザなどに合うようです。
300ml(250円)を千本、150ml(150円)を200本限定製造し、販売し完売だそうです。

8月にキャリア教育の先端都市、愛知県瀬戸市を見学しましたが、富士特殊紙業さまと中学生の職業体験+店頭販売の事例を拝見しました。
事例としてはその事例を大きく超えるように感じています。

研修委員会メンバーで市議会議員の荻田さんから須津中の取り組みに注目するように言われてきましたが、今回の成功事例が富士市内のキャリア教育普及に大きな拍車をかける出来事であることを、期待しております


2月10日静岡新聞記事
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20110210000000000062.htm

1月30日毎日新聞記事
http://mytown.asahi.com/areanews/shizuoka/TKY201101290295.html

               研修委員長 上柳正仁
  


Posted by 富士YEG at 10:42Comments(0)キャリア教育活動

2011年02月08日

岳陽中学の職業講話を終えて

本日富士市立岳陽中学校の職業講話を見学しました。
今回はスピーカーも18名と今までで最も多く、しかも先生方、まちの遊民社、富士商工会議所(青年部)が個別に声掛けをして集まった為に、バラエティに富んだ方々が集まりました。
また、今までになくじっくりと見学させていただき、大変勉強になりました。

富士YEG会員関係の参加者
自動車整備士 ㈱ホンダクリオ富士 篠原さん
自動車セールス ㈱ホンダクリオ富士 岩田さん
ホテルマン ㈱ホテルグランド富士 石川さん
ホームセンター ㈱エンチョー 近持さん
不動産業 ラウンズコミュニケーション㈱ 片岡さん

まちの遊民社さんのご紹介
病院業務、ライブハウス経営者、ファイナンシャルプランナー
先生方が誘われた方々
魚屋、地方新聞記者、和菓子屋、獣医師、消防士、ウェディングプランナー、保育士、司会業、農業、美容師

また、終わった後に感想を聞くと、悔しさのにじんでいる方や、満足げな方など、みなさんそれなりの達成感をお持ちでした。
ただ、最も収穫だったことは、先生からの職業講話についてのメリット・課題点を聞き出せたことでした。
メリットとしては、職場体験や職業講話が生徒さんにとって刺激になっていること。
課題点としては、講話する人・職場体験を受け入れる企業探しに苦労されるようです。

何度か僕たちも職業講話・職場体験を実施してきましたが、やはり学校の現場の先生方を支援することとして、職業講話の受付窓口を作り、先生方の手間を減らす事。それは賛同してくれる企業をいかに増やしていくかだと考えます。
受け入れする企業や講話する人には、達成感やプロ意識の再確認の場、社員教育の格好の場として大いにメリットもありますので、どうか多くの方が職業講話・職場体験を受け入れ頂けますように、願います。
そして、そうした心ある勇士の方々と先生方を繋ぐ、窓口を作りましょう。

商工会議所青年部においても、いろいろな職業講話・職場体験を積極的に支援してきましたが、学校の先生をサポートする中で、生徒さんに夢を与える事を続けたいと思います。

                               研修委員会 上柳正仁
  


Posted by 富士YEG at 18:14Comments(0)キャリア教育活動

2011年01月31日

吉原二中の職業講話は参考になりました


富士YEG OGの和久田先輩からご依頼で、吉原二中にて行われた職業講話に携わりました。
今回僕たちからはコーディネートできませんでしたが、コラボレーションしている「まちの遊民社」さんと共にを見学に行きました。
今回は自分は話すことも無く、職業講話を行っている方々を見学したのですが、大変興味深い内容でした。
まず、20分~30分の講話においてパワーポイントを作っている方がおり、大変勉強になりました。

また、何故この仕事を選んだのか?具体的にどんな作業をしているのか?その為の服装、装備などはどんなものか?などなど・・・生徒さんたちにウケるような工夫が随所に見られました。
この点は、これからキャリア教育を推進していく中で、僕自身がもっと勉強すべきと感じた点です。

また、もうひとつの驚きは、吉原二中では生徒さんが自分の将来なりたい職種を、新聞にして、どんな職業か?収入はどのくらいか?どうすればなれるのか?などが書かれており、僕達の想像よりも進んでいるなと感じました。
キャリア教育を推進するのであれば、もっと現実をたくさん知るべきであると感じました。

             研修委員会 上柳正仁  


Posted by 富士YEG at 12:38Comments(1)キャリア教育活動

2011年01月25日

12月14日~17日に職場体験を実施しました

富士商工会議所青年部にて積極的に推進している、富士市における「キャリア教育」推進活動の一環として、富士市立吉原商業高校の生徒さんを、市内企業が迎える、職場体験を実施頂きました。

今回は企業の皆様にも、生徒さんにも満足を頂けたのではないかと思いますが、またアンケート結果を期待したいと面ます。



また、ご協力頂けた企業は下記の通りです。

伊藤フォトスタジオ様
エーワンスポーツプラザ様
エンチョー様
岳南自動車様
東名電機様
トヨタL&F静岡様
富士川紙業様
ミル動物病院様
   (50音順)

本当にお世話になりました。ありがとうございました。

               研修委員長
               上柳正仁  


Posted by 富士YEG at 15:55Comments(0)キャリア教育活動

2010年10月27日

ふじとこプレジデト・インターンシップ を終えて

ふじとこプレジデント・インターンシップが終了した。

今年の6月に企画側の学生と共にスタートしてから、ここまでの間何度もつめて、学生が欲している社長のイズム、社長の理念、社長のスタイルなどを伝えて欲しいとの事でした。
また、僕たちも企画の進め方などにもアドバイスを与え(YEGはセレモニーが多いので、イベント事に対してのアドバイスはお手の物でした)、学生のスポンジの様な吸収力が成功へと結びつきました。


10月22日 4社の経営者の下に各社2名、8名の学生が集まりました。
私の会社にも2名が来社。
朝礼・挨拶練習・経営の考え方・改善提案発表会・営業・派遣先まわり・そして報告書作成。
企画側が求めていたことは答えることができたのではないかと思いました。

10月23日 発表会。

学生達の感想を10分間で発表。
感心することは、緊張感があり、思いをまっすぐに発表する姿勢に思わず感動を覚えました。
そして、優秀チームの発表までの緊張感と喜びと悔しさを感じた時、イベントの目的が達成された様に感じました。

今回のイベントを通して、商工会議所やYEGが大学生のキャリア教育に役立てることは証明できたと思いました。
迎え入れした企業においても、社員への緊張感や新鮮さを提供出来たこと、自分の考え・理念の再認識。そして、学生時代に戻って自分を見直すことができたこと。

富士YEGには、魅力ある会社がたくさんあります。
来年も今年同様に、この企画をYEG企業にて実施できたらと感じました。

最後に、企画段階で最後までサポート頂いた、渡辺会長。中心的に活動頂いた、研修委員会 城内君、事務局小林君。
大学側の大久保先生・工藤先生、そして一番頑張った 梶野君、小林君、木寺君。
皆様のご協力に感謝致します。

                   研修委員長
                   上柳正仁
  


Posted by 富士YEG at 07:20Comments(0)キャリア教育活動

2010年09月24日

富士市長・教育長に「キャリア教育」推進の要望書を提出しました

9月21日に富士市にキャリア教育推進の上での要望書を提出しに行きました。
先日の瀬戸市の訪問や、富士南中学への職業講話。そして今進めている、高校生の「職場体験」、富士常葉大生の「社長の鞄持ち企画(ふじとこプレジデントインターンシップ)」。こうした企画を進めている中で、富士市がキャリア教育を推進するためには、一日も早くキャリア教育を進める必要があると思い、渡辺会長と共に、富士商工会議所青年部(富士YEG)の要望書として提出しました。

写真は富士市長にお受け取り頂いた際のものです。

要望内容
「富士市における小学校・中学校・高等学校でのキャリア教育を推進する上で、全市的なフォローを行うコーディネータの体制と、一元的に意見を取りまとめる推進組織の設立が急務であり、官民一体となって推進する事を要望する。」

要望書については市長も教育長も快くお受け取り頂き、また教育について熱い気持ちをうかがいました。

中学3年生の時、僕の父が僕の卒業式でPTA会長として言ってくれたこと。
「富士市に住んで富士市で働いても世界を相手にする仕事ができる」

今の僕には、この言葉が仕事の大きな励みであり、27年経って父が言わんとしたことが分かるようになりました。僕の職業観を示してくれた父の言葉のように、富士市が元気になるために、富士市が夢のある町になるために、富士市内の子供たちに伝えて行きたいと思います。

研修委員会 委員長 上柳正仁
  


Posted by 富士YEG at 18:31Comments(0)キャリア教育活動

2010年09月11日

自分(会社)を一瞬で伝える熱い一言!

富士商工会議所青年部
地域活性化推進委員会からのレポートですface02


(富士ニュース9月9日号掲載記事)



9月7日(火)18時30分 @富士商工会議所

体験型研修会「自分(会社)を一瞬で伝える熱い一言!」
~あなたのキャッチコピーが完成する!!~


と題して、当委員会主催で青年部会員を対象に研修会を行いました。

講師に、三島市でご活躍のタケムラビジネスコンサルタンツ
代表である”中小企業診断士”竹村祐輔様をお迎えして
ビジネスシーンで、初対面の方に対して、短く凝縮された
「キャッチコピー」を伝えることで、確実に自分(会社)
を印象づけるワザとその意義をレクチャーしていただきました。

その後、4名ずつのグループに分かれ、まずはお互いがリラックス
してコミュニケーションをとれる簡単なゲーム(アイスブレイク)
を体験してから、4名の内1名を代表にして、その人の強み・弱み
・売りを引きだす質問を徹底的にしていきました。

代表となったメンバーは、他者の質問やフィードバックから、自分
(会社)をあらためて見直し、強みや弱みを認識し、今後何を発信
していくのかを考えながら、印象に残った言葉を凝縮してキャッチ
コピー完成につなげていきました。

あっと言う間の2時間で、まだまだディスカッションを続けたい
雰囲気が満ち溢れている中で、残念ながらの時間切れ、研修会の
終了となりました。

その後の懇親会で盛り上がったのは言うまでもありません!


今回の研修を踏まえて・・・

グループワークの代表から更に選抜された4名(4社)について
デザイナー(はっぱやデザイン:桑野様)とカメラマン(ITO
Photostudio:伊藤様)が協力をしてくださり、完成したキャッチ
コピーを元に、会社PRのためのリーフレットを完成していきます。


次回の担当例会(23年1月)では、4名の完成したリーフレット
の出来栄えの披露と活用事例発表をもとに、参加者全員がPRリー
フレットを完成させ、青年部メンバーの企業基礎データにつなげて
いく予定です。

順次、このブログにも掲載していきますのでどうぞお楽しみにicon22

地域活性化推進委員長 井上 幹世  


Posted by 富士YEG at 15:29Comments(0)地域活性化

2010年09月09日

瀬戸商工会議所へキャリア教育の研修に視察を行いました

9月3日にキャリア教育のメッカ 瀬戸商工会議所に富士商工会議所青年部(富士YEG)として視察研修を行いました。

視察内容は下記の通りでした
 ・キャリア教育の市民講師「うおかね」星野様より市民講師の感想を聞く
 ・キャリア教育の実状とこれまでの歴史、市や所属団体の関わりを学習
 ・職場体験先の見学

私が研修委員長として感じたことは、瀬戸のキャリア教育を目のあたりにして、富士市においても推進すべきだと言うことです。

なぜか・・・富士市において、企業の勢いも無くなりつつあり、商工会議所の部会や商工委員の会合に出ても正直言って、「国が悪い」「富士市が悪い」「景気が悪い」と他人事のような状況が続いていいると思います。

また、学校については「○○中学校は荒れている」「モンスターペアレンツ」など親が悪い、先生が悪い・・・こんなことばかりを言っていました。

つい先日まで僕は来年小学校の長男を、私立小学校に進学させようと思っていました。
しかし、それって「逃げ」以外の何者でもないですよね。

YEGが富士市を変えるために、富士市の子供たちと関わりを持ち、富士市が大好きな子供たちが成長して、富士市の企業で元気にそして郷土と家族のために働く。

こんな社会に変わる行動を起こしてみたい!!
瀬戸には、こんな活動がたくさんありました。

瀬戸キャリア教育支援ブック

http://www.setocci.or.jp/setocareer/
を見る限り、瀬戸市の市民が生徒のための先生になって、仕事ってこんなことだよっと語りかけていることが分かります。

また、瀬戸市の企業は職場体験する時間を設けることで、企業全体で生徒のための先生になる時間を作ります。

こうしたことが、企業や個人が地域に関わることなんだと思います。

もちろん、協力した「個人」「企業」にも、お金には変えられない大きなメリットがあり、その証拠に職業講話した「個人」や職場体験を行った「企業」はリピートしているそうです。

こんな、状況を富士市にも作りたい。強い思いを持って、瀬戸から帰ってまいりました。
富士ニュースでも取上げられましたが、富士市にもキャリア教育がどんどん前進するように、YEGの中で頑張りたいと思います。

       研修委員長  上柳正仁  


Posted by 富士YEG at 08:56Comments(0)キャリア教育活動

2010年08月26日

大学生向けインターン企画の進捗について

10月22日、23日にて富士常葉大学の学生企画「ふじとこプレジデントインターンシップ」について、富士YEGにてバックアップすることにしています。
ここまで、渡辺会長、私と担当の城内さんと共に学生達と打ち合わせる中で、学生達が求めるものは、我々中小企業者の経営者が常に直面する、「本気の経営」「社員の統率」「会社への思い」などを感じたいということでした。

9月にも次の会合を開き、いよいよ具体的に内容を詰めていきます。皆様もご期待下さい。

            研修委員長  上柳正仁
  


Posted by 富士YEG at 08:35Comments(0)キャリア教育活動