富士商工会議所青年部　YEGブログ

商工会議所青年部の視察研修の事前打ち合わせとして、「キャリア教育」最先端である「瀬戸商工会議所」を訪問した。

目的は、9月3日に実施する商工会議所青年部の「視察の準備」と「キャリア教育を企業が率先して行うことの意義」を検証するためでした。

お相手頂いたのは、加藤滋樹さんと山田素子さん。本当に熱心に僕の疑問や質問に答えていただき、キャリア教育の本質が見えた気がしました。

〔決定事項〕
・9月3日訪問時のスケジュール
・職場体験実施企業の訪問先として、2社の企業をリストアップ
・企業訪問の段取りを瀬戸商工会議所様に依頼
・詳細日程、訪問人数など明確になり次第先方へ連絡

〔瀬戸キャリア教育の基本的流れ〕
・職場体験を基本の軸として「キャリア教育推進協議会」が実施日程
　などをコーディネイト
・職場体験実施前に、働く意義の教育、マナー教育など事前教育を
　実施（上記の講師も全てリストアップされている）

〔キャリア教育のメリット・デメリット〕
職場体験実施先
・仕事の点検ができる
・教えることで、従業員のやる気がおきる
・子供たちに仕事を教えたりすることで「やりがい」が生まれる
・小売・飲食業であれば職場体験後に買い物に来るなどの効果も
　ある

職業講話
・真剣に話すことで、子供たちも共感している事に喜び
・上手に話せなかった時には、リベンジしたいと考える方が多い

〔その他〕
・訪問前の事前資料の入手と事例として、2本のテレビ取材のVTRを入手

会合の中で、上記の様なことがわかったが、大事なことは企業が学校と
係わり合いを持つことは、企業内の人材育成においても、大変意義がある
ことだと考えます。
また、これらを実施するにあたり、子供たちに伝える最も大事な事は
コミュニケーションの大切さでした。
これは、大人の世界でもまったく同じことだと感じます。

すべてにおいて、大変勉強になる視察でした。